今回は東京外国語大学言語モジュールのご紹介です。
ネット上であったらいいのにな、と思うサービスとして、分からない母音や子音をクリックしたら音が再生されるものを求めていました。本で勉強している場合は、付録のCDを聴こうというは面倒くさかったり、聞きたい音一音だけ聴いたりするのは難しく一つ一つの子音や母音をきちんと把握できません。
そこでとても有効なサイトがこの東京外大の言語モジュールです。これで無料というのがすごいですね。ものすごく充実していて、しかも多くの外国語と日本語の情報があります。
ここで特にお勧めなのはIPAの子音のところで、主要な子音のほとんどを生の声で聴けて確認できます。自分が学んでいる外国語の子音がIPAでどう表記されるかを、参考書やwikipediaなどで確認して、その音をこちらで聴いて練習しましょう。
このIPAのセクションの発音はとても綺麗で、色々な配慮がなされた録音である事がわかります。誰の声かは存じませんが、きちんとした言語学者の方でしょう。
個人的によく参考にしているのが日本語とロシア語の発音のところで、日本語のアクセントのパターンや特徴など勉強になりますし、わかりやすくまとめられています。日本語を専門的に学ぶ留学生たちにも見てほしいです。
特に充実しているのはこのモジュールでは発音関係ですがいくつか理由があると思います。
まずはインターネットのブラウザ上で勉強する場合、クリックして音がでるというのが大きな利点なので、それも理由の一つでしょう。
あとは言語学者と外国語学習者の間に微妙な壁があり、その壁が発音の学習環境の発展を妨げているからです。少なからず言語学者は世間の参考書とは違うかたちで、研究の成果を活かしやすい発音教育に力を入れたいと思っているでしょう。
音声学や音韻論を学んだ人たちから見ると、参考書などの発音に関する説明は、わかりやすい説明ではあるものの、正確ではなく、ネイティヴには伝わらない可能性があると思えることが少なくありません。
もちろん参考書の説明は間違っていません。紙面のスペースの都合や、発音にあまり時間をかけると学習者が飽きてやめてしまう可能性があること、などなど色々理由があると思います。
それでも発音は一度クセがついてしまうと、矯正するのが難しいので、最初から強い志をもっている学習者はまず発音をきちんと学ぶと最終的には近道になります。
語学の学習に行き詰ったと感じた場合は、息抜きもかねて別の視点から、こういったモジュールや発音関連の本、言語学の本などを通して学習自体を見つめなおしてみるのも良いでしょう。
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まずはインターネットのブラウザ上で勉強する場合、クリックして音がでるというのが大きな利点なので、それも理由の一つでしょう。
あとは言語学者と外国語学習者の間に微妙な壁があり、その壁が発音の学習環境の発展を妨げているからです。少なからず言語学者は世間の参考書とは違うかたちで、研究の成果を活かしやすい発音教育に力を入れたいと思っているでしょう。
音声学や音韻論を学んだ人たちから見ると、参考書などの発音に関する説明は、わかりやすい説明ではあるものの、正確ではなく、ネイティヴには伝わらない可能性があると思えることが少なくありません。
もちろん参考書の説明は間違っていません。紙面のスペースの都合や、発音にあまり時間をかけると学習者が飽きてやめてしまう可能性があること、などなど色々理由があると思います。
それでも発音は一度クセがついてしまうと、矯正するのが難しいので、最初から強い志をもっている学習者はまず発音をきちんと学ぶと最終的には近道になります。
語学の学習に行き詰ったと感じた場合は、息抜きもかねて別の視点から、こういったモジュールや発音関連の本、言語学の本などを通して学習自体を見つめなおしてみるのも良いでしょう。