最近はどこもTOEICを重要視していますが、TOEICはとても特殊なテストで、重要視する国は本当に限られます。

日本では今は様々な仕事に直結しうるとても重要なテストとして位置づけられていますし、今後もこの状況は続くでしょう。ヨーロッパでは話す能力と書く能力を試さないこの試験はほとんどどこも重要視していません。

一方他のアジアの国々、特に東側に位置する中国、韓国あたりではTOEICを重視しています。

韓国でもTOEICや英語教育の重要性はとても高く、多くの予算や人を投資してよい教材や教育法を確立しようとしています。そのおかげで日本には無いような優れた教材もちらほらと見られます。

また、中国でも英語は、特にビジネスにおいて重要視されていて、特にオンライン上にものすごい数のTOEIC情報があります。中国語話者は日本語話者の10倍なので、ざっと10倍程度の情報があると思ってもいいかもしれません。ネット環境の重要性が日本よりも高いことなどを踏まえるとオンライン上の情報は日本の10倍以上かもしれません。

日本では情報教材でTOEICのものは人気ですし、それなりに色々出回っていますがいずれもそれなりに値段がします。しかし中国であれば無料です。

たとえばTOEIC問題作成者が教える秘密の解答手段、みたいなものが日本にあったとしたら1万円くらいですが、中国ではそのへんに無料で転がっています。

TOEIC問題開発にかかわった人の話なんかは確かに貴重ですし役に立つでしょうが、それ以外にも実際の試験にきわめて近い例題なども出回っています。

著作権の違反になるようなものはなるべく、倫理上、手を出すべきではありませんが、著作権上問題が無いものでも多くの良質の問題や情報、例題が中国ではそこらへんに転がっています。

かなり際どい情報として、チート、不正、カンニング行為のやり方までありそうですが、かなり大きいペナルティがあるので、絶対にダメです。

実際の情報の探し方は
http://www.baidu.com/
https://www.msn.cn/zh-cn

上記のBaiduやmsnで検索すれば問題ありません。

今の時代は翻訳ソフトがそれなりに発達しているのでGoogle translateを併用することをお勧めします。

https://translate.google.com/

グーグル翻訳で非常に重要なのはいつも 中国語から英語への翻訳、もしくは英語から中国語への翻訳を行うことです。日→中や中→日は精度が悪いです。

検索システムや翻訳システムは基本的に英語が常に、飛びぬけて発展しているので、日本語よりも翻訳の精度が高いです。

情報を探す時間も英語学習に費やしたほうが英語力自体は伸びるかもしれませんが、TOEICには傾向と対策が通用するので、情報収集も重要です。