今や生活を変えたと言ってもいいSNSですが、言語を学ぶために有効活用できます。ものにもよるのですが、自分が学んでいる外国語の母語話者と友人になって添削やレッスンをお願いできます。そういった場合はこちらも日本語を教えてあげるような関係だと長続きしやすいですし、信頼関係を築きやすいです。

 

そういった友人をSNSで見つけるための方法は色々あると思いますが、日本好きが集まるSNS内のグループやコミュニティにいる人たちは将来の友人になってくれる可能性が高いかもしれません。

 

またtwitterfacebookでネイティヴの人の投稿を見るようにするのもよい訓練になります。これらのサイトでの投稿というのはとても口語的で、それゆえに試験対策にはなりませんが、生きた言葉という意味でコミュニケーション能力を向上させることが可能になります。

 

その他にも語学学習目的のSNSや言語交換を主としたSNSも存在するのでそういったところでネイティヴをつかまえて勉強できます。interpalsというサイトなんかは登録者も多く色々な国の人たちが利用しています。

 

私の場合は親類にロシア人がいるのでわざわざSNSで探す必要は無いのですが、ロシア語を学習する場合はVKが特にお勧めです。

 

VKはユーザー数もとても多いSNSですし、上記のような日本文化に関連するコミュニティやグループが多く、比較的簡単に友人を作ることが出来ます。また動画やファイルなども色々とあり、ロシア語で書かれた、自分の専門分野に関する動画や文書ファイルは学習に向いているでしょう。

VKはロシア語学習者以外も使えることが多く、様々な情報が満載でとてもカオスなインターネット体験ができるので多くの方々にお勧めしたいです。とにかくめちゃくちゃで面白いです。

 

昔はネイティヴの助け無しで、自国で作られた教材で外国語を学んでいましたが、今はネイティヴの助けを借りることでより実践的でより正確な学習が可能になっています。実際に会って学べたらそのほうがもちろん良いのですが、それにもお金がかかったりと色々難しさがあるので、とりあえずはSNSを使ってみることをお勧めします。