言語学者が選ぶ最強の語学書集(+語学学習法とか研究とか統計とか)

これまで数百冊の語学参考書を買ってきたので、特にお勧めできるものを言語学者の観点からご紹介。 語学書を活用する為の効率的な学習法や言語学の話題も。

    GMAT

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    中国人の友人や中国語が出来る知り合いがいて、知りたい情報がこれらの試験にある場合は是非インターネット上で、中国語で調べてもらいましょう。自分でgoogle translateとyahoo chinaを組み合わせて調べても、見つかる情報があるでしょう。

    GREやGMATは日本では情報がとにかく少ない試験で、しかも見つかったとしても悲しいことにアフィリエイト目的の誤った情報ばかりが見つかります。また本もこれらの試験をきちんと、今の状況も含めて把握して、対策を書けているとは言えません。とにかく難しい試験ですし、出版社ですらなかなか対応できていないのだと思います。

    そんな中で、中国は人口も日本の10倍なので情報がただ単純に10倍はありますし、ネット上で文字を書く人が日本よりも多いように感じます。もちろん英語で最初に検索するべきで、それでも見つからない情報などを中国で探すべきでしょう。

    TOEICも中国では人気なので、面白い情報があったりします。また、中国ではキャリアアップのため、将来の就職のために英語圏に留学する学生が多いのでTOEFLやIELTSの情報も相当なものです。

    これらの試験の極秘情報、裏技、なんてものもあるかもしれませんが、試験違反のテクニックなどには気をつけましょう。試験で何か違反行為をすればペナルティがありますし、倫理的にも避けるべきです。


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    MBAのためにはGMATを受験する必要がありますが、これは色々な点でGREに似ています。日本での情報の少なさや、ネイティヴも受けるという点、そして試験方式などなど。GMATはMBAようのGREと言っても良いでしょう。

    私自身はここでは偉そうなことは語れません、なぜかというとGREに似ていて、何か得られるものがあるかもしれないと本は買ったのですが試験は受けていないからです。

    こちらに書いたようなGRE対策と通じるところが多いのですが、数学はシンプルな問題が多いとはいっても改訂されて難易度が変わっていますし、数学用語を知らず、対策をしなければ酷い点数になります。油断大敵です。またテンプレートを作ることが対策にならない珍しいライティング試験があります。

    GMATのライティング問題では文章を分析してその文書の問題点を指摘するのですが、文章によって内容が変わるのでテンプレートを作る事ができません。しかしその一方で対策自体はとても立てやすいです。なぜなら使える語や表現が限られるからです。unconvincingという単語が、例えば大活躍するので、こういった単語や使えそうな言い回しを模範解答から見つけて、それらを覚えて実際に使っていけば良いのです。

    GMAT対策は難しいので、スクールに行きたいと思われる方も多いでしょう。TOEFLや類似の英語の受験対策で最も信頼できるスクールはアゴスです。ここほど頼りになる学校はありません。ただしお金がかかります。アゴス以外のスクールは教師が教えている試験を受けた事があるかということすら怪しいところが少なくありません。もしくは旧式の試験の対策を行っているところもあります。いずれにしても自力で参考書などで対策してなんとかなります。

    自力での対策に必須なのは、まずは公式の問題集。GMATでは公式のBundleで大量に問題をこなせますし、さらにKAPLANが公式問題集と難易度や形式がほぼ同じで、これらをこなせば十分対策できます。GREでもそうですがKAPLANは良い問題集を作りますね。大量の問題を何度も繰り返せば点数はどんどん上がるでしょう。アメリカで出版されている問題集でも傾向が全く違い対策にならないものがあるので要注意です。

    余談ですが、非営利団体とはいってもこういった団体が作る試験や参考書はとても高いですね。非営利だとお金がないぶん、なんとか参考書などを高く売らないといけないのでしょうか? 本の紹介がメインなので参考書のリンクをブログに張っていますが、オークションなどで中古本を探して買うことをお勧めします。



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