言語学者が選ぶ最強の語学書集(+語学学習法とか研究とか統計とか)

これまで数百冊の語学参考書を買ってきたので、特にお勧めできるものを言語学者の観点からご紹介。 語学書を活用する為の効率的な学習法や言語学の話題も。

    雑記

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    http://instytut-polski.org/event-archives/archives-music/7840/

    ↑のページで私のコンクールの結果について書いていただきました。ありがとうございます!

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    不思議なもので、外国語を研究していたり、外国語関連の仕事についている人たちは大体肩こり腰痛に悩まされています。語学関連以外の全てのデスクワークでもこれらの問題は深刻ですし、お尻もとても痛くなります。

    私も一日に20時間以上椅子にほぼ座りっぱなしということも多いので、色々な椅子を試してきました。これまで使ってきた様々な椅子の感想をまとめてみます。

    まずは筆頭なのがアーロンチェアですが、大きい椅子を海外から輸入しているということもあり、運搬のコスト等のためにあきらかに割高です。

    アメリカのアマゾンではアーロンチェアクラシック(Herman Miller Classic Aeron Task Chair)は8万4千円弱ですが、日本のアマゾンでは14万6000円です。
     

    実際は8万円くらいのものをこの値段で買おうというのもちょっと損した気分になりますよね。高級椅子とは言っても、そこそこの椅子な感じがしてきます。



    その点国産であれば、値段そのままの性能のことが多いです。もちろん量産体制を整えているか、材料をどういった所から仕入れているかとかにもよるので、なんともいえませんが、基本的にはリーズナブルです。

    そんな中でお勧めなのはオカムラのバロンとイトーキのスピーナチェアです。
    バロンのほうは11万円程度なのでお徳ですが、少し、腰の部分の出っ張りのせいか、「全身を椅子に支えてもらっている」という感覚が薄いので、スピーナチェアのほうが背中や腰の負担が少ないように感じました。そのぶんスピーナチェアのほうが高く14万円ほどします。ヘッドレストがついていてこの値段は、アーロンチェアと比べて、とても得です。(アーロンチェアの別売ヘッドレストは2万円弱)

    いずれにしても、そのへんの4,5万円くらいの椅子よりは段違いの安定感ですし、体の負担の軽減も普通の椅子とは全く別物です。

    品質や座り心地、腰痛や肩こりへの効果もアーロンチェアとほとんど変わりません。アーロンチェアは輸入による経費だけではなくて、ブランドとしても確立しているので、どうしても割高になりますが、基本的に椅子は値段相応です。高ければそのぶん間違いなく良いものになります。


    インスパインというコクヨの椅子も評判が良いのですが、これに関しては使ったことがありません。値段や国産品であることを踏まえると、バロンやスピーナチェアと遜色ないはずです。


    ↑インスパイア

    他にもオカムラのコンテッサの評判も良く、スピーナチェアと同じ価格帯です。



    ↑コンテッサ

    ヘッドレストがついていて頭を預けられる椅子が特に助かります。仕事のやり方にもよりますが、頭もしっかりとどこかに固定できたほうが背中、肩、腰の負担が減ります。アーロンチェアはヘッドレストが基本的に別売ですが、バロンとスピーナチェアに関しては最初からついているモデルがあります。

    こういった高級デスクチェアで大切なのは肘置きで、肘当て部に肘を置くことで自重を分散させて、体の負担も減ります。また、肘当ての大きさや柔らかさ、材質も大切で、ものによっては硬くて肘が痛くなるものや、面積が狭く安定して肘を乗せられないものがあります。

    高級椅子が安い椅子と違うのはその安定感で、重い三脚のようにどっしりとします。安定しているからこそ体を支えられますし、そのおかげで体の痛みから解放されます。

    アーロンチェアもそういった基準を満たしていますし、これまでに触れた椅子ならすべて問題ないのですが、ここまでに紹介した椅子たちの唯一の欠点はお尻の痛みは緩和されないということです。

    これに関してはもうどうしようもないというか、ここまでに紹介した椅子たちはあくまで腰痛や肩こりのためにデザインされた椅子たちで、お尻の痛みをケアできるようなものではありません。

    そこで一番良い椅子とも言えるのがハーマンミラーのEames Executive Work ChairEames Lounge Chair and Ottomanですが、とにかく高いです。

    前者が40万円程度、後者が50万円ほどしますが、これはアメリカで購入した場合の値段なので日本で買うとEames Lounge Chair and Ottomanは65万円します。

    もうここまでくると値段はどうでもよくなってきますが、国産でも同等のものがあります。それがコクヨ マネージメントチェア130で、37万5000円ほどの価格です。

     

    ハーマンミラーのEames Lounge Chair and Ottomanの日本版とも言えるものですが、非常に割安です。どっしりとした安定感が他にないほどで、どれだけ体格が良くても安心して全身をあずけられます。更に、肘置きがやわらかく、広く、肘を置いていても痛くなりません。

    細々とした椅子の各部位の角度調整が、こういったタイプの椅子ではできませんが、そういったものはもうお構いなしに柔らかい革張りの椅子本体が全身を受け止めてくれるので問題ありません。座高がとても高い場合は別かもしれませんが、頭も預けられます。

    そしてこういった椅子はさすがにお尻の痛みも緩和してくれます。特に痩せ型の人の場合、アーロンチェアなんかでも長時間座るとお尻が痛くなりますが、マネージメントチェアくらいになるといくら座っていても、椅子自体がふっくらしていて、痛くなりません。

    唯一気になるかもしれないのは、アーロンチェア、バロン、スピーナチェアなどとちがってメッシュでは無いので、そのぶん蒸れることくらいでしょうか。空調がきちんとしていればあまり気にならないと思いますが。

    ちなみにゲーミングチェアもDXRACER ゲーミングチェア DXR-BKNを使ったことがありますがここで紹介したような高級椅子と比べると、とにかく安定感が無いので、本気でゲームをしたかったらバロンかスピーナチェアあたりを購入したほうが良さそうです。

     

    一見するとゲーミングチェアは安定感がありそうですが、ソフトな部分が大きいだけで、骨格のフレームがとても細く弱いです。ゲーミングチェアの利点はヘッドレストが値段の割には安定しているので、頭を預けっぱなしのプレイスタイルなら重宝するかもしれません。

    そこそこ高い椅子はもちろん安い椅子よりも優れていますし、腰痛や肩こりもマシにはなりますが、それでもどこか中途半端で、体の不調もどんどん増えていきます。どうせならできる限り良いものを買って一生使ったほうが、いくつかの椅子を試して変えるより、結局はお買い得でしょう。

    試座などで体験してみないとなかなか購入できないでしょうし、各地の試座情報などをチェックして試してみるのをお勧めします。

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    批評というかコメントがでてるみたいなのでこちらに掲載してみます。
    ポーランド語です。

    http://jacektabisz.natemat.pl/203355,kompozycja-dla-wroclawia

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    ロンドンからヴロツワフまで、往復で2万円くらいで行ってこれました。

    ポーランド語というとロシア語と同じスラヴ語属なのでなんとなく色々わかります。カサとか、ポンチクとか、後は数詞なんかも、色々と同じだからだいぶ楽なんじゃないか、と思っていたら甘かったです。ポーランド人は年配の方を除いて皆英語を流暢に話すので、英語でなんでもできます。
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    ポーランドの物価は他のヨーロッパの大国、フランス、ドイツあたりと比べて少しだけ安い気がしますがヴロツワフや大きい都市ではほとんど変わらない気がします。アーモンドチョコ1パック150円くらいで、コカコーラ1.5リットル150円くらいです。日本ともあまり変わらないですよね。

    ただし、地元の人が行くようなレストランは安めで、飲み物も飲んで、おなか一杯食べても650円くらいです。
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    ホテルはホステルを使いましたが、ホステルとは言っても相部屋のものばかりではなく、自分の部屋があり、トイレとシャワーのみ他の宿泊客と共用でした。立地もよく、きれいな部屋で、5泊で一万五千円くらいでした。安いですね。ホテルやレストランは日本より安いです。
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    色々なレストランに行きましたが Brajtというところに行ってからはほぼここだけでした。
    好き放題食べて飲んでも1000円いかないくらいですし、それでもそれなりに高級感というか丁寧さがあります。ポーランド料理ばかりですし、そういう意味でもちょうどよかったです。

    中心地の旧市街のあたりのレストランはどこも高いですし、観光客向けの味で、地元らしさがあまりなかったのでほとんど行きませんでした。お土産やさんも旧市街あたりはどこも高く、店も全て高くて品質も???でした。

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    お土産はじゃあどこで買ったかというと、地元の人が行く、旧市街から南にいったところに複数あるショッピングセンターや百貨店のようなところで買いました。W.KRUKというところのアクセサリーがポーランドっぽいデザインで値段も良心的でよかったです。W.KRUKの店舗は旧市街にもありますが、旧市街の店舗のほうが高いです。


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    夜はこちらで自分の作品の演奏会がありました。ベートーヴェンのシンフォニーも演奏した演奏会でしたが、本当にすばらしい演奏で、お客さんも作曲者も、演奏家も指揮者も、皆が幸せなすばらしいコンサートでした。クラシック音楽が好きな方はこのNFMのコンサートをヴロツワフで聴きに行くのをお勧めします。ものすごい綺麗なホールで良い演奏を聞けますし、お客さんも皆音楽好きばかりで、とても良い雰囲気です。

    今まで自分の作品が演奏されることはいろいろな国でありましたが、ここの演奏会がダントツで一番よかったです。

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    ずっと仕事でほとんど空き時間がなかったのですが、一日だけ休めたのでその間にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に行ってきました。

    だいたいはクラコフから行くことになると思いますが、ヴロツワフからでも行けます。

    https://www.tripadvisor.com/ShowUserReviews-g274812-d2715894-r143294964-Wroclaw_Silesia_Tours_Day_Tours-Wroclaw_Lower_Silesia_Province_Southern_Poland.html
    こちらのツアーを使えば楽に日帰りで行けてお勧めです。アウシュヴィッツまで連れていってくれて、入場料やガイド料などすべて含めて90ユーロくらいです。ポーランドはバスや電車の乗り継ぎなどいろいろややこしく、ヴロツワフからアウシュヴィッツに日帰りで行くのに公共交通機関は適しません。出来るかはわかりませんが、おそらく日帰りは相当大変です。

    集合時間は朝の9時ころ。自分が滞在するホテルを伝えるとホテル前まで来てくれます。会社のロゴが入った車なのですぐわかると思います。

    アウシュヴィッツまで車で約2時間半、途中高速道路で休憩一回あり。水なんかもサービスでただでくれます。道中ではヴロツワフやポーランドについて色々解説してくれて、ちょうどよいお土産やお勧めの観光スポットなんかを教えてくれます。基本的にすべて英語です。アウシュヴィッツにヴロツワフから同日に行きたいという人が二人以上いないとツアーがキャンセルされます。

    アウシュヴィッツについたら、チケットを渡されて入るだけです。ガイドさんに同行しなければいけないということになっていると思いますが、このツアーを経由した場合はガイドさんは英語のガイドさんになる可能性がとても高いです。同行者全員が日本人という場合は日本人ガイドをお願いしたら日本人ガイドになると思います。

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    ツアーが開始するとこんな感じです。ホットドック食べられるところがあったり、ショップも多数あり、ものすごく観光地化されてます。入り口でみんな記念撮影したり、自撮りしてます。

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    中に入るとこんな感じです、あらゆるところに観光客だらけで、建物内に入ると人でいっぱいです。

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    とにかく広いのですが、それでも至る所に人がいます。

    ガイドさんが語ることや、展示されている写真などはネットでも簡単に知れるような事ばかりで、至る所が平日でも観光客だらけで、なんだかがっかりする人もいそうな気がしますが、個人的にはとてもよかったです。

    なんだかんだで、あらかじめ知っていたからまだショックが小さくてすみましたし、たくさん観光客がいるおかげで悲壮感も薄まっていましたが、それでも帰った頃にはものすごく落ち込んでとても辛い気持ちになりました。ある意味衝撃が中和されていて助かった気がします。

    強制収容所がある場所は普通の村で、ある意味では地元に似ていたので、こんな普通の村でこんなことになってたのかという感じです。観光バスだらけで、観光客も本当に多いですし、皮肉なことにポーランドで一番人気の観光地かもしれません。

    ツアーが終了するのが3時半くらいで、駐車場まで歩いて行ってドライバーと合流。6時過ぎくらいにヴロツワフまで戻ります。

    ホテルまでまた乗せていってくれて、支払いもユーロでいくらか教えてくれますし、支払いは後にカードでも大丈夫だといってくれます。車の中で質問したお勧めのお土産が買える店など、色々なことをあとでメールで送ったりもしてくれました。

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    一仕事終えたのでネタを。

    「ロシアの天文学者デミン・ダミール・ザハロヴィチ氏が地球に小惑星が落ちると語っている」なんていうデマが世界中で広まってます。

    ロシア語でのこの科学者のスペルはДёмин Дамир Захаровичです。これで検索しても、今回の騒動の件以外まったく出てきません。大学にも研究所にも所属していないですし、論文も一つも書いてません。この名前はロシア人の名前としてありえる名前ですが、同姓同名の人はいないようです。

    "Дёмин Дамир Захарович" -Nasa

    ↑のようにグーグルで検索したら9件だけでした。

    Dyomin Damir Zakharovichで検索しても、もちろん論文も所属先も一切でませんが、色々な国の人がひっかかってる様子が出てきます。グーグルスカラーなんかにも一切ひっかかりませんし研究活動ゼロです。

    ロシアで一番古い情報は
    https://vk.com/wall-32108399_4735
    ぱっとみた感じここっぽいです。
    全ての言語を含めて一番古いのはなんと英語のサイトでロシア語ではありませんでした。
    http://www.someonesbones.com/blog/putin-warns-obama-tell-the-world-about-nibiru-or-i-will/
    ここから広がったデマっぽいですね。この人類の危機について、プーチンはすでにオバマと密談しているという内容です。すごいですね、電話での密談らしいですが。

    「マスコミが書けない真実を書くニュースサイト」らしいですが、唯一ライターらしき名前で出てくるのはVladimir Vladomiravicというロシア系の名前です。Vladのあとのoはいりませんよね。寄付金なんかも募っているので怪しさ満点です、新聞やニュースのサイトで営利性丸出しというのは。


    アクセス数稼ぎの一環なんでしょうが、これだけ嘘が広まるというのは興味深いというか感慨深いというか。なんだかこういったことをテーマに良い論文書けそうですね。一番古い記事では胡散臭さ満点ですが、広がるにつれて、徐々に少しずつ論法が変わって洗練されていくので、そういったところもある意味面白いです。



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    私が調べた限り、イギリスでのアザミの仲間は毒をもっているものがほとんど無いので、安心して食べられます。もちろん棘がネックですが、ゆでると少し柔らかくなります。馬に対しては有毒と言われているようですが、人間に害はありません。茎、葉、花を食べていました。

    最初の頃は食べづらく感じていましたが、慣れてくると食べ方に慣れてきて、だんだんうまく噛んで棘を気にせず食べられるようになります。

    野草のわりには茎が柔らかく、そして太いので、一本とってくるだけでなかなか食べ応えがありとても助かります。味は特に青臭さも無く、かといってホウレンソウのような甘みのようなものも無く、特に何も印象に残らないような味です。

    アザミの仲間といえばゴボウですが、イギリスでは野生のゴボウがそのへんに生えています。ただし、根っこがあまりにも太く、スコップも何ももっていないので、根っこを食べたことはありません。そのかわりその大きな葉や、つぼみ、花を食べていました。花はごわごわしますが、香りがよく、サラダに刻んで混ぜると言う事ありません。

    ゴボウは葉っぱが特徴的で、特にアザミに似た花がついていればすぐにゴボウだとわかります。葉っぱが大きく株の数も多いため、保存しておけばかなり長期間食べられます。冬には見なくなるので大きくなった夏ごろにゴボウの葉を集めておくと冬をしのげます。

    ゴボウの葉はアザミの葉とは違って苦味があります。フキのような苦味なので個人的には好きですが、ゴボウの葉だけを食べるのはあまりお勧めしません、ただ苦いだけです。葉っぱがとにかく大きいので、鳥の糞などがついていることもまれにあります。丁寧に洗ってから食べなければいけませんね。その大きさのおかげでスープに入れるなら、一枚刻むだけで十分です。脂っこい肉が入ったスープなんかを作る場合は、臭みも消えて、脂っこさを中和してくれます。

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