言語学者が選ぶ最強の語学書集(+語学学習法とか研究とか統計とか)

これまで数百冊の語学参考書を買ってきたので、特にお勧めできるものを言語学者の観点からご紹介。 語学書を活用する為の効率的な学習法や言語学の話題も。

    GRE

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    留学経験がある人たちがそばにいて、相談できると良いのですが、自分の研究分野と同じで尚且つ最近留学した知り合いが何人もいることはそうそうありません。昔と今では留学の合格基準も対策も全く異なるので最近留学した人が相談には向いています。もしくは英語圏の大学で今教えている人たちですね。

    そんな時に頼りになる情報収集の手段はインターネットです。基本的には匿名で適当にあることないこと書けるので、そういった情報をうまく自分でまとめる能力も問われますが、頼りにはなります。

    留学の情報を集めるならまずThe Grad Cafeです。掲示板で色々な情報を見れたり、result searchでは合格・不合格通知が来た人がどんどんその情報をあげていくので、それを確認できます。

    この合否情報のところにはTOEFLやGREのスコアを書いていく人がけっこういるので参考になりますが、母国語によってこれらのスコアは大きく変わり、大学院側もある程度そのへんは考慮するので、ネイティヴの合格者の点数より低くても気にしなくていい場合が多いです(ただし数学に関しては良い点数とらないといけませんが)。

    GREやGMAT情報同様、受験に関する様々な情報は中国の掲示板にも多くあります。人口が多いのでそのおかげで情報量がとにかく多いです。中国の検索サイトを使って、GREなどと入れて情報検索すると大学院入試の情報があるような場所にたどり着けます。Google translateなどを併用してよんでみるとおもしろい情報があるかもしれません。

    もっとも確実な手段は志望校の教授に直接どれくらいのスコアでどういった内容なら合格できる可能性ができるか直接聞いてしまうことです。これはツテがないと難しいですが、ツテを作る方法はいろいろあって、自分の指導教官の交友関係からだったり、アメリカなら夏の講習会のような場所で直接教授と話せてそこで色々相談できます。アメリカ留学ならこのサマーコースはかなり良い手段だと思います。お金はかかりますが。あとは学会ですね。修士課程のうちにあるていど面白い発表を学会でできれば教授たちにアピールできますし、そこから留学につながることもあります。

    とにかく「留学失敗した」ということになることが、英語圏のみならずフランスだろうがオランダだろうが、どこででもあります。一番の原因は指導教官の広い意味でのパワハラ、アカハラなので人柄や指導のやる気、google scholarでの引用件数、研究テーマが一致しているかどうかをあらゆる手段で調べるのが必須です。人柄については他の人からきいたり、
    http://www.ratemyteachers.com/
    こちらで。

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    志望校を決定する一番良い手段は信頼できて相談できる研究者を自分の周りで見つけることです。アメリカやイギリスの傾向や、自分が専門としている分野の教授陣で誰がちょうど良いか、誰なら指導に力をいれてくれそうか、そういったことが相談できると一番です。

    博士課程は基本的に指導教官との関係が重要なので、予め進路先の教授について誰か信頼できる人に尋ねることができるとより安全になります。

    博士に合格するにしても、自分の研究テーマや興味とその学校の教授陣のそれが異なるとたいてい落とされますし、うまくいって合格して留学しても面倒を見てもらえないことも多いです。指導教官と自分の研究テーマが一致しているかどうかは合否にも影響しますし、事前に調べることが必須です。それと教授の人柄についても調べられたら調べておいたほうが良いでしょう。忙しすぎて一切指導しないような教授にあたってしまうと留学してもほとんど独学のような状態になります。

    http://www.ratemyteachers.com/
    こちらのサイトでも大学の教授陣についてのレビューのようなものを見れます。教授からしたら匿名でこんなことを適当に書かれるのはたまったものではないですが、ここで「人柄に問題あり」というようなレビューが多い場合は気をつけたほうが良いでしょう。学生は楽に単位をくれる先生が好きですし、それは良い先生という評価に結びつくべきではありませんし、その点も考慮しておくべきです。先生が冷たいと書かれていても、単にその学生の態度が悪かったり不真面目だっただけかもしれませんし、評価が悪くとも同様の書き込みが多いかどうか、具体例があるかなど考慮すべき点が多いです。

    これ以外にも留学先の教授を知るというのには大きな意味があって、それは合否に直結しうるということです。学会などで直接会っていて好印象をもってもらっていると合格率が上がります。

    そのほかにも英語圏の受験に重要なのが推薦書です。日本人からしたら推薦書がそこまで重要とは思えませんよね。英語圏であればどこでも、その分野で大きな業績を残している人、そして尚且つ志望校の教員と交友関係もあるような研究者から直接推薦書や、「こういう人が受験するから、実力はあるし面倒を見てあげてほしい」というような連絡を送ってもらえばかなり受験が優位になります。

    国によってここからはある程度異なるのですが、ツテやもしくは自分からの積極的なアプローチ、もしくはその両方によって、志望校の大学教授に気に入ってもらって推してもらう段階までいくと、イギリスの場合はわりとそのまま合格できることが多いです(IELTSの点数など足きりをパスしていれば)。それぞれの教授がわりと合否の決定権を持っているようです。アメリカやカナダはその専攻の教授それぞれが推したい学生を決めてそれを会議か何かで話し合い、その後選ばれた受験者がもっと多様な教授たちの目に触れて、それからまたその教授たちで話し合って合否を決めるというプロセスが多そうです。大学によって異なるのでなんとも言えませんが、イギリスでは個人の教授が決定権を持つ一方で、アメリカやカナダはより話し合いをするという印象です。もちろん状況にもよりますが。

    つまりはIELTSやTOEFLなどの足きりさえパスすれば、イギリスのほうがツテがあれば合格が楽です。ツテが無くても合格している人ももちろん見てきていますが、予め志望校の教授に指導できるかどうかを相談したり色々とやり取りをするのがイギリスでは必須で、それ無しでは受験するなという大学もあるくらいなので、とにかく教授に気に入ってもらえるかどうかが非常に重要です。

    アメリカやカナダでも、志望校の教授の知り合いの研究者もしくは著名な研究者から紹介されて頼まれた受験生というのは有利で、最初の審査はパスしやすいでしょうが、その後の話し合いでどうなるかわかりません。そういった不確定要素をなくすためにとにかく提出物のスコアや質を上げるしかありません。逆にツテは無いから実力で勝負、というならイギリス以外がお勧めかもしれません。オーストラリアに関してはこのへんはわかりません。

    これは制度の違いがそのまま反映されている感じで、アメリカやカナダでは指導教官を変えることもわりと自由で、博士課程とは言っても実質修士課程一年生から開始なので後でどんどん研究テーマも変えられますが、一方でイギリスは基本的に3年間で博士論文を書き終えるための下準備が整っていないといけませんし、指導教官も基本的に変えられず、なおかつ何をするにしても指導教官の許可やサインが必要になり関係がとても密です(なので指導教官とウマが合わないと大変)。



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    どんどん難しくなっていて、もはや日本人には手がつけられないGREのVerbalですが、助けになるフラッシュカードが発売されました。

    重要語500と上級用500語、あわせて1000語のカードを自作せずにすみます。

    カードが有効なのはGREを受験するような人たちには周知のことだと思いますが、作るのにそれなりに時間がかかるので、カードが最初からあるととても楽です。もちろん無くても自作すれば、その過程でもけっこう覚えるので良いのですが。

    Manhattan PrepはGRE対策の本を多く出版していますが、数学はとてもお勧めできるものではありません。対象者が数学が苦手で一からGRE対策をやる人なので、小学生のドリルのような内容です。このブログで取り上げているBarron's, KAPLAN, Ofifcial以外はあまりよくない参考書も多いので注意してください。アマゾンのレビューやネット上のGRE情報サイトも出版社の関係者によるものや、アフィリエイト目的が多いのでくれぐれも気をつけてください。

    自慢できるような点数は私はとれなかったので、偉そうなことは言えないのですが、GRE受験時の対策の良かった点、それと反省点を挙げておくともしかしたら参考になるかもしれないので書いておきます。

    まずTOEFLとGREの時間配分ですが、最初にTOEFLのリーディングとリスニングを出来る限りはやく満点か満点近くまで上げると良いです。ライティングはテンプレートでわりと楽に20点台後半が取れるようになります。スピーキングは23点はとれてもそれ以上はとても難しいので、24点以上はとれなくても23点は確実にとれるやり方が良いです、それならば割とすぐにできますし、100点超えます。。とにかくすぐに終わらせて、それからGREに時間を割く。数学はちょこちょこでもきちんとまじめにやれば合格に必要な点数くらいはとれます、残りはとにかくGRE Verbalに時間を割きます。ここまでは良かったです。

    ここからが反省点なのですが、単語ばかりやりすぎました。改訂後は純粋な語彙問題がだいぶ減り、文章問題が増えました。以前の語彙問題は純粋な記憶力ゲームだったので語彙対策すればどんどん点数が上がっただろうと思いますが、今は文章問題が多いです。そしてこの文章がTOEFLのリーディング満点とれてもなかなか読めないような文章ばかりです。なので語彙学習はあくまでVerbalのサブで、難易度の高い文章を読む能力を上げることが必須です。その過程で語彙も覚えるようにしていくとよいと思います。

    これは非常に重要なことで、まずGREに出てくるような単語はなかなか覚えられません。大学受験やTOEFL受験の単語よりも遥かに時間をかけなければ、たかだか1000単語も記憶できません。これには理由があって、その単語自体が普段の英語学習でほとんど出てこないからです。見たことがある回数が増えるほど記憶しやすくなりますが、GREようの語彙なんてなかなか見ないので記憶が難しいです。そういった単語が多く文章中にまぎれているのがGREの文章問題なので、GREの文章問題を読むことに時間を費やすべきです。ついでに言うと、日本語でもあまり使わないような、もしくは適切な日本語訳がないような意味の語彙も多いのでそれも記憶を妨げます。

    GREのVerbalは難化して、その原因となった改定のあと、対策情報は日本語だとネット上にも本にもほとんどありません。何度受験しても140-50点くらいの半端な点数しか私はとれなかったのですが、この点数はTOEFL100点を超えて、さらに熱心に最低でも数ヶ月は勉強した日本人受験者たちと同様の点数です。こういったカードを駆使して、きちんと対策して、時間もかけてもネイティヴとは程遠いこれくらいの点数です。それでもUCLAなどいくつかの学校には受かったので、現状の点数がネイティヴや合格者平均より低くとも諦めずに少しでも点数を上げると良いでしょう。

    ちなみにGREの語彙問題の語彙と英検1級の語彙はほとんど同じなので、そっくりそのまま英検1級対策に使えます。特に重要語500のほうですね。

    Barron'sのフラッシュカードもついでに買っておくと、体制が整います。これらのカードで覚えつつ、覚えた単語を実際の練習問題の文章中で見て、読んでいけばきっとある程度の点数がとれます。単語カードだけといった学習はお勧めしません。Barron'sの単語リストといえば本当に出る単語ばかりと好評でしたが、改訂してから傾向がもしかしたら変わっているのかも知れないのでそこは注意です。






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    英検、TOEIC,TOEFL,IELTS,などなど英語の多くの試験は非ネイティヴを対象とした試験なので、とてもとても大変ですが、勉強を積み重ねることで満点になってしまってその上が無くなります。

    IELTSの総合で満点をとったり、TOEFLのスピーキングで満点をとるのは純日本人にとってとても難しいです。また英検一級の成績優秀者に選ばれるのもとても大変なのですが、それでも英作文に関してだけなら、頑張った人なら、満点をこれらの試験でとれてしまいます。

    そういった人にちょうどいいのがGREのScoreItNow(SIN)です。GREはネイティヴの英語話者用の大学院入試の英語試験なのですさまじく難しく、外国人としての英作文のレベルが限界に達した人の新たな壁になり得ます。

    杉村太郎さん風に言うと、TOEFLやTOEIC,IELTSは高尾山ですが、このGREはエベレストです。これ以上高い山はありません。

    GRE対策としてもSINはもちろん優秀で、実試験の英作文採点プログラムが採点するのでこのSINで取ったスコアは実際の試験のスコアとほぼ同じスコアになり、自分の実力や成長度を測れます。

    GREのVerbalは改訂以降そう簡単に点数が上がらない苦行中の苦行なのですが、英作文Analytical Writingに関してはどんどん点数が上がります。詳しくはこちらに書いてありますが、所詮はコンピューターが採点しているので採点基準などは至極単純なはずです。

    ワードの英語のスペル、文法チェックくらいの正確さでスペルや文法についてミスをチェックし、ある程度ミスがあれば点数を下げ、使われている構文や語彙の豊富さに合わせてスコアを加点していく。こんなシステムだと思います。

    こういったことをあーだこーだ考えて、きちんと対策して語彙数を増やしたり工夫していくとどんどん点数は上がりますし、しかもネイティヴにも立ち向かえるレベルにまで上がっていくのでとても楽しい学習になるでしょう。

    外国人の私でもある程度いい点数が取れることを考えると、冠詞についてはわりと甘く採点されていると思います。私も冠詞について常に気をつけていますが、ネイティヴから見たら変な冠詞も多いでしょう。それでもそれなりの点数がとれるようになっているので、TOEFLやIELTSと同様に外国人が受験することを意識していて冠詞については甘く採点しているようい見えます。もちろん私はGREのライティングで満点をとっていないので、満点レベルになると冠詞も完璧かもしれませんが。

    SINは他のETSのサービスや試験と比べると安く20ドルなので、気軽に、しかも自宅から受けられます。

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    ちょうど良い問題集が少ないGREですが、そのなかで必須の本がこれら二冊の公式問題集です。

    GREは、特に数学の問題集が不足しています。数は多く出版されているのですが、ほとんどの問題集の数学の問題は実際の問題より遥かに簡単で対策になりません。

    逆にVerbalに関してはわりと実試験に近い難易度になっています。

    実際の難易度、傾向に近いほど良い問題集なので公式本は必須ですが、あまりお金をかけたくない場合は、Kaplanなどが安く問題集を売っているのでそちらを買って、あとは数学のみこの公式の問題集を買うと良いでしょう。

    統計関連の問題が特に非公式の問題集ではカバーできていないので、そういった意味でも公式の問題集は特に重要です。

    ライティングに関してはどの本もそれなりに良いので、Barron'sやKaplanなどの、どの本で対策しても問題ないといえます。傾向がつかみやすいので、そういった理由でどの問題集もそれなりに実試験通りの構成になっています。

    http://store.ets.org/store/ets/en_US/DisplayCategoryProductListPage/categoryID.3551800/pgm.84202900
    ↑などで公式でその他のGRE対策の販売を行っていますが、これら二冊の公式本と同様の重要性があるのはScoreItとOfficial Guideくらいです。その他のもの、特に動画の販売物は必須ではありません。



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    基本的にはMBAの出願のためのエッセーと推薦書の書き方の本です。ロースクールについての記述は少なめです。

    エッセーに関しては、個人的にはこちらの本がお勧めです。

    「新装版 大学院留学のためのエッセーと推薦状」の最大の価値は推薦書の項目だと思います。こちらはMBAやロースクール以外を受験する人にも対応できます。

    欧米圏では日本と違い推薦書が非常に重要で、出願者というのはたいてい皆同じような能力なので、出願動機所、研究計画、そして推薦書が大きく合否に影響します。

    しかも問題なのは日本のような定形文の推薦書では全くアピールにならず、良い推薦書を書くにはアメリカやその国の推薦書の形式を知っていて、留学経験などがある人に書いてもらうことが一番です。

    そして自分が推薦書を書く立場になると、なかなか難しいものでどういった文体にしたらいいのかなかなかわかりません。しかも参考になる本がこれ以外にほとんど無いので、これしかないと言ってもいいくらいです。

    表現もどのようにしたらいいのか、Dear Sir or Madamで書き出していいのか、被推薦者の名前はファーストネームか、Mr. Ms.をつけるか、などなどわからないことも多いかもしれませんが、それらもこの本が参考になります。

    あとは書く内容というのももちろん重要で、「被推薦者さんはとても優しくていい人です」という表現は、例えば、ただのスペースの無駄になりかねません。もし人の良さがアピールできるほどのものであれば「被推薦者さんは私の研究室で他の院生がデータの処理に手間取り締め切りに間に合わないような時に、自作のプログラムを改造してその院生のデータ処理を助け、尚且つ自分でもすばらしい論文を期間内に書き上げました」といった具体性や、人柄だけではなくて研究者としての能力も記述されていると、推薦書としてより良いものになります。

    こういった具体性の重要さ、大学側が推薦書から何を知りたがっているか、ということについてもこの本で多くを学べるので推薦書を書く場合に特にお勧めの本です。私自身も最近は色々な人から推薦書を頼まれますが、この本が非常に頼りになります。もちろん例文はすべて英文なので、いくつかの例文からちょうど使えそうな例文を選んできて、都合が良いように単語を入れ替えたら立派な英語の推薦書の完成です。

    基本的には、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどに対応しているという感じで、イギリスの推薦書はもう少し客観的というか、事実や根拠などを淡々と並べていく感じで、あまりフレンドリーな雰囲気が無い推薦書が多い印象があります。この本を参考に、イギリスの機関むけに推薦書を書く場合は、少しこういったことも考慮して書くとよさそうです。


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    GREはもっとも難しい英語の試験で、英語話者のために作られているぶん英語で書かれた関連書籍に良いものが多いのですが、ここでは日本語で書かれたこの本をご紹介です。

    試験の概要を把握するためにも日本語でとりあえずざっと読んでおくと今後の目標や方針を決めやすいでしょう。さらにこの本のメリットは、読者が日本人であることを前提とした情報が豊富だということです。

    日本人は例えば数学が得意だといわれていますが、そういった事やその数学が得意な日本人におすすめの対策法などが書かれています。

    ただし要注意なのは、数学は改定を重ねてどんどん難しくなっていてネットや書籍に書かれている「日本人なら簡単」という情報を鵜呑みにするのは危険だということです。

    実際に模試のようなものをGREの公式のものでやっておくのをお勧めします。洋書であっても、古い簡単なころの数学テストの模試があり、それを受けてしまうと楽観視して痛い目をみるので、必ず公式の模試をやるべきです。

    この本の大きなポイントはアゴスからの情報に基づいていろいろと書かれているところです。アゴスといえばTOEFLやGRE対策では日本で一番の場所ですから、そこの対策はとてもためになります。さらに過去のGRE受験者や大学院受験者の合否の結果などのデータもあるので、アゴスの方針や考えにはきちんとした論拠があります。

    実際のところGREは最新の改定によって、数学はまだしも、英語の試験は外国人に大きく不利で対策しようがないほど難しい試験です。そういった無理難題に挑戦し、覚える意味があるのかもわからない語彙を覚え、さらにそれでも語彙問題が減ってしまってほとんど骨折り損を要求するこのテストに対応しようとする態度は今後の役に立ちます。

    私は直接的には関係なくてもプログラミングや心理学、統計学、ロシア語などをそこそこ真面目に勉強していますが、それもGREでほとんど実用性がない勉強をひたすら1年間やったおかげで根性がさらに磨かれたからこそ、やっていけていると思っています。

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